夢と魔法の王国ディズニーランドでは、訪れた全ての人々を満足させるために、国内でも最高峰のサービス環境を整えています。
有名なのが、「ディズニーランドにはゴミが落ちていない」というお話ですね。
ディズニーランドでは常時数百人ものキャストが働いており、このうち600人が清掃スタッフとして働いているといわれています。
清掃スタッフはシフトごとに300人ずつが園内でせっせと掃除をしていますので、ディズニーランドでゴミを見つけることなんてほとんどありません。
夢の国では、どんなゴミだってたちどころに掻き消えてしまうというわけですね。
キャスト達が紡ぐディズニーランドの知られざる秘密
来園者に心からディズニーランドを堪能してもらうためなら、キャストはどんな些細なことにだって気を配っています。例えば、ディズニーランドにはゴミが落ちていないだけではなく、普通は必ずある物があえて取り除かれています。
そのある物というのが、「鏡」です。
ディズニーランドは夢の国ですから、訪れている人々は皆、夢の国の住人ということになります。
その間は現実とは全く違う世界にいるという設定なのです。そこでディズニーランドのトイレには、鏡を見て現実に戻ることはないように、洗面台には鏡が置かれていません。
鏡があるのは、洗面台から少し離れた場所になっています。
それだけではありません。ディズニーランドでは時間の流れを気にすることがないように、一部施設を除いて時計が設置されていません。
時間を忘れて楽しんでもらうために、ディズニーランドには様々な工夫が盛り込まれているんですね。
他にも、季節を感じることの出来る樹木も植えられていないようです。
その理由は、ディズニーランドが外の世界のように四季の移ろいのある場所ではないことを表しているから。
夢の国では、たとえ冬であっても葉っぱが落ちて寂しげに見えてしまうような木はありません。いつ訪れても、夢と活気が溢れた世界になっているのです。
この世界観を確立することは、容易なことではありません。なかなか目にする機会のないキャストの努力は、相当なものでしょう。
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