東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのすべてのチケットが2015年4月1日から値上げされます。
オリエンタルランド側では2011年4月の値上げ以来、4年ぶりという見解ですが、2014年4月に消費税が8%に上がるのにともなって消費税分が値上げされたばかりなので、来園者にとっては実質1年での再値上げということになります。
今回は消費税額のアップにともなう値上げに比べて、値上げ幅が大きくなっています。
それぞれの値上げ幅がどれくらいなのかを具体的な数字で見ていきましょう。
各種チケットの値上げの詳細
1デーパスポート
東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークに入れる1日券大人(18才以上):6400円→6900円(値上げ額500円、値上げ率7.8%)
中人(12才~17才):5500円→6000円(値上げ額500円、値上げ率9.0%)
小人(4才~11才):4200円→4500円(値上げ額300円、値上げ率7.1%)
2デーパスポート
連続した2日間で、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークに、1日1パーク入れる2日券大人(18才以上):11000円→12400円(値上げ額1400円、値上げ率12.7%)
中人(12才~17才):9800円→10800円(値上げ額1000円、値上げ率10.2%)
小人(4才~11才):7600円→8000円(値上げ額400円、値上げ率5.2%)
3デーマジックパスポート
連続した3日間で、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークに、1日1パーク入れる3日券(3日目は行き来自由)大人(18才以上):14200円→16600円(値上げ額2400円、値上げ率16.9%)
中人(12才~17才):12700円→14400円(値上げ額1700円、値上げ率13.3%)
小人(4才~11才):9800円→10700円(値上げ額900円、値上げ率9.1%)
4デーマジックパスポート
連続した4日間で、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのどちらかのパークに、1日1パーク入れる4日券(3.4日目は行き来自由)大人(18才以上):16500円→20800円(値上げ額4300円、値上げ率26%)
中人(12才~17才):14800円→18000円(値上げ額3200円、値上げ率21.6%)
小人(4才~11才):11500円→13400円(値上げ額1900円、値上げ率16.5%)
シニアパスポート
60才以上のシニアパスポートは、適用年齢が65才以上に変更されます。これまでのシニア対象ゲスト(60才~64才):5700円→大人1デーパスポート6900円(値上げ額1200円、値上げ率21%)
これからのシニア対象ゲスト(65才~):5700円→6200円(値上げ額500円、値上げ率8.7%)
スターライトパスポート
土日祝日の午後3時から入園できるパスポート大人(18才以上):5000円→5400円(値上げ額400円、値上げ率8%)
中人(12才~17才):4400円→4700円(値上げ額300円、値上げ率6.8%)
小人(4才~11才):3500円→3500円(料金据え置き)
アフター6パスポート
平日の午後6時から入園できる夜間パスポート全年齢(4才~):3900→4200円(値上げ額300円、値上げ率7.6%)
1パーク年間パスポート
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのどちらかのパークに1年間入園できる年間パスポート大人・中人(12才以上):53000円→59000円(値上げ額6000円、値上げ率11.3%)
小人(4才~11才):37000円→38000円(値上げ額1000円、値上げ率2.7%)
1パーク年間パスポート(シニア)
60才以上のシニア年間パスポートは、適用年齢が65才以上に変更されます。これまでのシニア対象ゲスト(60才~64才):41000円→59000円(値上げ額18000円、値上げ率43.9%)
これからのシニア対象ゲスト(65才~):41000円→50000円(値上げ額9000円、値上げ率21.9%)
2パーク年間パスポート
東京ディズニランドと東京ディズニーシーの両パークに1年間入園できる年間パスポート。大人・中人(12才以上):82000円→86000円(値上げ額4000円、値上げ率4.8%)
小人(4才~11才):55000円→56000円(値上げ額1000円、値上げ率1.8%)
2パーク年間パスポート(シニア)
60才以上のシニア年間パスポートは、適用年齢が65才以上に変更されます。これまでのシニア対象ゲスト(60才~64才):61000円→86000円(値上げ額25000円、値上げ率40%)
これからのシニア対象ゲスト(65才~):61000円→73000円(値上げ額12000円、値上げ率19.6%)
値上げ率はさまざま
一見して年間パスポートの値上げ幅が小さく、3デー、4デーのマルチデーパスポートの値上げ幅が大きいこと、小人の値上げ幅が小さく、シニアの値上げ幅が大きいことが分かります。これは3日、4日と滞在するマルチデーパスポートのゲストは、首都圏以外からの遠方の旅行者が多く、パスポートの値上げは旅費全体の中ではさほど心理的に大きくないのに対して、年間パスポートホルダーの大半を占める日帰り圏内居住のゲストにとっては、値上げ幅の大きさは、園内で消費する飲食費や商品購入費に影響を与えるため、マルチデーは大幅、年間パスポートは小幅の値上げに設定したとも考えられます。
また、小学生以下の小人の値上げ幅が少ないのは、そもそもこの年代のゲストは一人で来園するということはほとんどないので、同行する親や祖父母の料金を上げることで吸収できるのでしょう。
値上げの前にしておきたい期日前購入
値上げ率が何%であろうと、ゲストにとっては負担になることは変わりありませんが、少しでも値上げの影響を減らすためには、3月31日までの値上がり前にチケットを購入しておくのがよいでしょう。東京ディズニーリゾートでは、日付指定のチケットは2カ月後まで、日付指定のないものは、1年後まで有効のチケットを事前に購入できます。
つまり、日付指定のパスポートは、最大3月31日から2カ月後の5月31日分まで、日付指定のないパスポートは、1年後の2016年3月30日まで有効のものが購入できます。
2015年4月1日~2016年3月30日までに来園の予定のある人は、値上がり前に日付指定のないオープン券を購入しておくのがよいでしょう。
同じように、年間パスポートは、3月31日までに年間パスポート引換券を購入しておけば、半年後の9月30日まではいつでも年間パスポートが作成できます。
2015年4月1日~2015年9月30日までに年間パスポートを作る予定のある人は、あらかじめ年間パスポート引換券を購入しておくとお得です。
まとめ
チケットの種類によって、値上げの金額はさまざまです。東京ディズニーリゾートでは来園前にチケットを購入できるので、来園予定がある場合には値上げ直前にオープン券などを購入しましょう。
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